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感情世界ナノ
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復讐されたいおとしごろ!第一章【堕ちた赤鬼編】第一話「封印!?ディア・ルース!?」

ーーディアの家 「ディア」 あー美味しかったー! ディアはレアの作ったカレーを全てたいらげ完食した。 「レア」 ディア姉、どうだった、私のカレーは? 「ディア」 悔しいくらいに美味しかったよ、こりゃワタシの負けだね! 「レア」 ふふっ、たくさん練習したから、ディア姉の為に……。 「ディア」 ホントすごいよレアは……ふわぁ〜……。 ディアは睡魔が襲いかかりあくびをしてしまう。 「ディア」 んーー……じゃあワタシは眠たいしお昼寝しよっかな。 レアも一緒に寝るー? 「レア」 私も一緒にディア姉と寝たいけど、今日はレレイルに頼んでいた本を取りにいく予定だから……。 「ディア」 そっかー、じゃ、ワタシは寝てくる!! ディアはレアから背を向けながら手を振り、二階の寝室へと向かっていった。 「レア」 ……寝たかった……一緒に……。 くっ……。 レレイルの家に行こう……。 レアは悔しさを胸にしまいながら家を出て、レレイルの家へと向かう。 ーー30分後 ーー雪山ーーレレイルの家 ガチャ バタン 「レア」 例の本を取りに来た。 レアはそう言ってレレイルと向き合うようにテーブルに座る。 「レレイル」 待ってましたよ、レア。 この本ですよね、貴女が探していたのは。 レレイルはある一冊の本をレアに差し出す。 「レア」 全ての魔法が書かれている本、”魔法の書”……。 そう、これが欲しかったの……。 「レレイル」 何故このようなものを? 貴女ほどの実力者ならもう殆どの魔法は習得しているでしょうに。 「レア」 確かに……やろうと思えばできると思う……。 でも今のこの力だけじゃ、ディア姉を守り切ることはできない……。 ギュッ レアの本を持つ力が少し強くなる。 「レレイル」 心配しすぎじゃないですか? もう100年くらい生きていますが、そんなレアさんより強い人だなんて見たことありませんけどね。 「レア」 ……私くらいに強いのは今現に私の目の前にいる……。 貴女を半分以下の力で倒すくらいじゃないと安心できない……。 「レレイル」 そうですか、まあ、私を貴女が完全に超えることは無理でしょうけどね。 「レア」 ……無理じゃない、やってみせる……。 レアはギラギラとした目でレレイルを見る。 「レレイル」 無理ですよ、私はまだ貴女に見せていない奥の手があるんですから。 レレイルは余裕の表情を浮かべる。 「レア」 じゃあ試してみる……? 全開の戦いではつかなかった決着を今ここでッ……! 「レレイル」 ふふっ、望むところーーーちょっと待ってください。 さっきまで余裕だったレレイルの顔が少し固くなる。 「レア」 何……?どうしたの……? 「レレイル」 ……落ち着いて、聞いてください。 私はいつもディルの力を1秒たりとも見放さずに監視しているんですが……。 そのディルの力が、今、この世界から完全に消滅しました……。 「レア」 ……は? 「レレイル」 だからディルが消えたというのです! この世界から! 「レア」 どうして……何故消えたの……! ディア姉は今家の寝室で寝ているはず……! 「レレイル」 ディルを物理的に消すのはまず不可能です、あの人は誰よりも強い人ですから。 何かあったとしても力の減りようで私が気付きます。 となるとおそらくもう一つの可能性を考えるなら、何者かが寝ているディルに気づかれずに、別次元の空間に移動させる魔法を使った、という可能性が高いです。 寝ているとは言えディルに気づかれないということは余程の実力の持ち主だということですね。 「レア」 やっぱり私たちと同じくらいに強い敵が現れたッ……! ディア姉に害をなす敵がッ……!! 早くディア姉を助けに行かないとッ……!! レアは急いでディアの元へ向かおうとする。 「レレイル」 待ってくださいッ! レレイルはレアの手を掴む。 「レア」 何ッ!!早く行かないとディア姉が危ないッ!! 「レレイル」 だから落ち着きなさいと言っているでしょうッ!! 「レア」 ッーー!? レレイルの剣幕にレアは一瞬怯んでしまう。 「レレイル」 敵はディアを傷つけることはありません。 安心してください。 「レア」 なんでそう言えるの……? 「レレイル」 敵は今ディルを封印しています。 何故封印という手段を使っているか考えてみてください。 相手はディルの存在を知っていて更に険しい森の中にある家まで知っているんですよ? ディルの本性を知るものは復讐者以外いません。 復讐者以外知らないようにディルが”調整”しているのにも関わらず本性を知っているということは、前々からディルのことを調べ上げていたということ、これは計画的犯行です。 存在を知って尚殺”さずに封印するということは、相手側にはディルを上回る程強い力を持った人間がいないということなんです。 ディルが自分たちのなんらかの計画を実行するには危険すぎるから、計画を邪魔されないように敵側は封印という手段を選んだのですよ。 だから今のところディルは安全なんです。 「レア」 ……なるほど。 「レレイル」 それに今何の策もなしにディルを助けにいったって、敵の罠にはまって返り討ちにあうだけかもしれません。 私達も一旦作戦を練ってから動くとしましょう。 「レア」 ……うん……わかった……! ディア姉待っててね……絶対に私が助けるからッ……!! 次回第二話「真っ暗な闇の中で」

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