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感情世界ナノ
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復讐されたいおとしごろ! 第一章【堕ちた赤鬼編】序章。

ちゅんちゅん! 朝、鳥が囀る声と共にーー 「ディア」 ワタシがきたッ!!!!! ディアはお昼ご飯の食材調達のため、近くの町デビュースタにやってきた。 「レア」 私もいるよ……!! レアと一緒に。 「ディア」 じゃあ早速今日の昼ごはんの食材を買いに行こーー!!! 「レア」 おー……! ーーーデビュースタ ガヤガヤガヤーー! 2人は歩きながら周囲にある屋台などを見ていた。 「ディア」 うわぁ〜!賑わってるね〜。 「レア」 以前来た時よりも人が明らかに増えている気がする…… 数ヶ月間来ていなかったとはいえここまで変わるものなの……? 「ディア」 さーね、多分なんか人が集まるようなことでもしてるんじゃないかナ? あ、ほら、丁度あそこに人だかりが! ディアが指さした方をレアは見てみるとーー 「行商人??」 £>$€<||%*$>+=?? 行商人が馬車から降り、荷台に詰めた商品を売り捌いている。 「レア」 行商人……? 聞いたことない言葉を発しているけど……ディア姉は知ってる? 「ディア」 んー? ワタシもわかんないや、あんな言語今まで聞いたこともないよ。 「レア」 ディア姉でもわからないんだ……。 大体の言語は知っている私、私よりより知っているディア姉が知らない未知の言葉……。 そんな言葉を何故この街の人は知っていて、あの行商人と当たり前かのように話せているの……? 何故……。 レアは行商人をじっと見て考えているとーー 「うひゃ!?」 ディアの悲鳴が聞こえる。 「レア」 ッーー!? レアはハッとしてーー 「レア」 ディア姉ッ……!? ディアの方へ振り向くとーー ドシーーン! 「魔王うちとったり!!」 「たりー!!」 ディアは2人の子供にのし掛かられ、倒れていた。 「レア」 ……そこの子供……私のディア姉に何をしているの……? レアは殺気全開で子供達を睨みつける。 「ひっ……!?」 「なにあのおねえちゃん!?」 子供達はプルプルと震え上がる。 「ディア」 ちょーっとまったーー!! この2人はワタシの知り合いだよレア! 「レア」 知り合い……? 「ディア」 そう! 最近仲良くなったんだヨ!! ネ!! 「仲良くなんてないよ!」 「こいつ魔王だから僕たちがやっつけようとしてるの!」 「ディア」 ワー子供って正直〜!! 「レア」 ディア姉をやっつける……? いくら子供とはいえ容赦はしないよ……? 「「ぴいっ!?」」 2人はディアから離れ、サササと後ずさる。 「ディア」 ふ、た、り、と、も! ディアはいつのまにか2人の背後に立っていて、2人の肩をガシッと組みながら後ろに回る。 「な、なんだよ」 「ディア」 あのおねえちゃんはすごい怖い人でね、ワタシにちょーっとだけ過保護なんだよ。 だから君たちと仲良くなくて怒っているの。 「へ、へー」 「ディア」 あのお姉ちゃんの前だけでいいからさ? “今だけ”仲良くするフリしない? 「……うーん……わかった」 「うん、あのお姉ちゃん怖いしね」 「ディア」 よーし、じゃあいっせーのーで! 3人はクルッとレアの方へ向いた。 「ディア」 いやーー! ごめんごめんさっきのはジョーダンジョーダン!! ネ! 「うんうん!僕たちすっごく仲良し!ね、兄ちゃん!」 「そうそう仲良し仲良し!」 「レア」 ……はぁ……。 レアはため息をつく。 「レア」 ……うん、わかった、仲良しなら何も言わないよ……。 「ディア」 じゃあワタシは用があるから君たちは別の友達と遊んできな!! 「うんそーする!」 「ばいばい!」 ダダダダダダッ!! 2人は猛ダッシュで駆けて行った。 「レア」 ……あの子達とは実際どんな関係なの……? 「ディア」 うん? たまたま森の中でモンスターに襲われている所を助けてあげただけだよ。 そしたらさー、魔王だーって絡まれるようになってさー? 「レア」 ……そうなんだ……ディア姉が人助けするってことは何か目的があってしたんでしょ……? 「ディア」 そのとーり!よくわかってるネ〜! あの子達兄弟は普通の人間と違って優れたところがあってね……それはレアにも言えないヒ・ミ・ツ! 「レア」 ……なるほど、あの子達にもいずれ復讐させるんだね……。 「ディア」 うん、させるよ! だから仲良くしてるんだよ。 ワタシが幸せになるためにね! ディアはニコッと微笑んだ。 「レア」 ふーん、じゃあ私も自分の幸せのためにディア姉にはいっぱい私に夢中になってもらう……! 「ディア」 ワタシを夢中にだなんてできるかなー? ニヤニヤとディアは笑っている。 「レア」 できる……! まずはディア姉の胃袋を私の料理で夢中にさせる……!! 「ディア」 料理かー……ワタシ、レアが料理しているところ見たことないんだけど……大丈夫だよね? 「レア」 大丈夫ッ……!!そんな不安全部吹き飛ばしてあげる……! そうと決まればさっさと買い物なんか終わらせようッ……!! ギュッ レアはディアを抱き抱える。 「ディア」 へ? 「レア」 私の本気見せてあげるッ……!! レアは凄まじい速さで走り出す。 「ディア」 うわっほぉぉぉぉぉぉい!!? ドッーービュオォォォォォォォ!! 突風が巻き起こり、街の看板などが吹き飛ばされて行った。 ーーー ーー ー ーー数時間後、ディアの家 パクッ……。 「ディア」 あ、おいし……! ディアはレアの作ったカレーの美味しさに思わず驚いてしまった。 「レア」 ふふんっ……! レアもドヤ顔で嬉しそうな顔を浮かべていた。 「ディア」 ……。 強さも段違い、料理も段違いってか〜。 これは胃袋掴まれちゃったかもね……。 「レア」 ……♪ レアはディアの心内に秘める敗北に気がついているのか、ディアが食べ終わるまでずっと微笑んでいた。 ーーーー ーーー ーー ー ーーーオルコフル遺跡 凶暴な鬼が封印されている遺跡の最新部で、特殊な結界を貼った巨大な鬼の石像が佇んでいる。 その前に1人の仮面を被った人間が立っていた。 「???」 ……フフッ 今こそ、目覚める時だ、紅く染まり、闇に堕ちた哀れな鬼よ。 仮面の人間は石像に手をかざし、魔法陣を出現させる。 「???」 ーー破壊 そう呪文を唱えるとーー バキッ パリイィィィィン!! 結界は粉々に砕け散る。 「???」 ……。 仮面の人間はそのまま石像に人差し指をコツンと置く。 たったそれだけでーー ドッガァァァァァァァン!!!! 石像は粉々に粉砕する。 ブッシュウゥゥゥゥゥゥ!! すると粉々になった石像から黒いモヤが吹き出し形作られていく。 仮面の人間はそれをジッと見た後、黒いモヤに背を向ける。 「???」 では、精々私の役に立ってくれることを祈っている。 そう言い放ち、黒いオーラに包まれ消えていった。 ーーー ーー ー 「堕ちた赤鬼編」 次回第一話「封印!?ディア・ルース!?」

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