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異能活劇ノベル 「電影の翼ライバート」 (サンダーバード・ライバート) プロトタイプ

異聞帯近未来ーーー 世界は『別次元の戦力』を持った 『日本』により制圧され 他国は日本への絶対服従を強いられ、 人々は統一言語による会話を主流としていた ーー日本国首都、巨大高層ビル都市。 夜のビル街。 路地裏にフードを被った少年。 「…コードネーム『ライバート』、 ミッションを開始します」 少年はフードを脱ぎ捨てた。 突然、周囲に雷(イカズチ)が走る! 次の瞬間、少年の姿はそこにはなかった。 ーーー高層ビルの壁面! 信じられない事に、 少年が高層ビルの壁を駆け登っている。 周囲にはイカズチが走る。 「ライオス、例の要警戒対象は?」 通信デバイスから返事が返ってくる。 「残念だがいるようだ。 ライバート、頭上に注意しろ」 遠方のビル。 少年…ライバートは一瞬だけその屋上を見た。 通信相手のライオスは そこからスナイパーライフルを構えている。 …援護役は完璧。 なら恐れる事はない。 「敵が動いた。来るぞライバート!」 高層ビルの屋上から何者かが駆け落りてくる! 同時にライバートめがけて 黒い何かを飛ばす! ライバートは左右のステップで回避! 黒い何かの当たった壁面が破壊される。 「くっ!今のはまさか…ビームなのか…?」 両者の距離はどんどん縮まる! 「あぁ~あ、避けられちゃったか。 今ので死んでくれればよかったのに… ボク、無駄な戦闘はキライなんだよね… だって汗かくじゃん? そういう泥臭いの、 ボクに似合わないでしょ? ってワケでさ、 さっさと死んでもらうよ!」 敵は黒いビームをムチのように放ち、 お互いの走行する高層ビルを…両断する!! 「何ッ…!?」 高層ビルの上層階が 二人めがけて落下する! 「じゃ、バイビー!」 敵は背中のブースターを点火し、 ヒーローのように飛行し離脱! 「…『電影翼』!」 ライバートの背中から イカズチの翼が生える。 飛行し離脱する! 高層ビルが崩壊する。 人々の阿鼻叫喚の声。 二人は近くのドーム屋上にて対峙した。 「何?キミも空飛べるの? はぁ~あ! なんであのまま潰れててくれないかなぁ? ボク、汗かきたくないんだけど? 戦うだとか、泥臭い事したくないんだよね」 「お前は…六神将(シックス・ゼネラル)の 『ベラム』か…! …あのビルはお前の管轄だろう。 なぜ破壊する?」 「へぇ、ボクの事知ってるんだ? さすがボク有名人~! こっちはキミの事なんか知らないけどね。 ていうか、なぜ破壊するって… キミ達に目をつけられちゃったし、 当たり前でしょ。隠蔽工作ってやつ? …ってわけでキミも処理しないとねッ!」 再び黒いビームが連続でライバートを襲う! 「アハハハハハ! 頑張って避けたほうがいいよ? そのビーム…いや、 ボクの『完通坑線(クレンザー)』は 全てを『貫く』という概念!! どんな防御も無駄!! 何に隠れたって無駄!! 当たったら終わりの最強能力なんだよ!」 ドームの屋上が坑(あな)だらけになっていく 次々と 撃つ、撃つ、撃つ!! 穿つ、穿つ、穿つ!! 『即死』の嵐が吹き荒れる! 「『電影翼』!」 ライバートは空中に退避! 「無駄無駄!撃ち落としてやるよ!」 夜空を、より黒い、死の閃光が彩る! ーーーそして、 遠方のビルの屋上に光る銃口! 「いい誘導だ、ライバート。…ハレルヤ!」 『対能力強化装甲貫通弾』。 特殊な能力などで強化された装甲すらも 一撃で撃ち抜く、『他国』の技術だ。 弾丸はベラムの頭部を正確に… 完通ビームに全てを貫通され、消えた。 「…はぁ?気づいてないと思ってたわけ?」 ベラムがライオスの方角を向く 「何…!?」 「本当の貫通ってやつを教えてやるよ」 ライオスの方角へビームを撃とうとする! 一瞬の、 ーーー余所見。 「…『電影剣』!」 「ッ!!がぁっぁあッッ!!?」 ライバートの腕が イカズチのビームソードとなり、 ベラムの体を切り裂く! 直前で回避行動を取ったベラムは両断回避。 「…この程度の即興の 二重陽動作戦にかかるとは。 …慢心が祟ったな。」 「こ、こんな…ボクがケガをして…! 遅れを取って…! こんなの…こんなの…ッ! ボクに似合わないだろッッ!!」 「!?」 ベラムの能力により ライバートの周囲全域に 完通ビーム砲門が展開する! 「このボクにケガさせやがって!! このボクに汗をかかせやがって!! いいよ!?見せてやるよ!! ボクの本気をさァ!! 光栄に思え そして後悔しろ 跡形もなく! 『絶死卍坑(クレイジー・クレンザー)!!』 坑(あな)だらけにしてやるよォッ!!」 ライバートめがけて即死のビームが… 一瞬で全方向から襲いくる!! ーーー回避不可能。 ーーー防御不可能。 ーーー煙が晴れる。 「ハァーッ、ハァーッ! く、くそっ! このボクに汗をかかせやがって… こんな泥臭い事は二度とゴメンだよ。 あー…傷が痛いなぁ~…まったく… え、 なっ、なんでだよ… なんで… なんで『無傷』なんだよお前ッ!?」 まわりの足場は完全に崩壊している。 だが『電影翼』で空中にたたずむ ライバートは…無傷だった。 ライバートの周囲をイカズチが走る。 「僕の能力の全ての原型…『電影』。 それは、 僕自身がイカズチという光の影となる事だ。 影に、実体は無い…!」 「そ、そんなのアリかよ… いいさ… だったら… 使えなくなるまで貫き続けて 潰してやるだけさァッ!!」 ベラムは再びビーム砲門を展開せんとする だがーーー 「終わりだ、ベラム! 我がイカズチの影 その意思を阻む者 全てに下す断雷の剣! 『ライトニング・エクスカリバー』!!」 ーーーベラムの体がXの形に両断された。 「あ、あーあ… 泥臭いなぁ… だから戦闘は…嫌だったんだよ…」 ベラムは制御を失った能力の オーバーフローにより爆散した。 ーーーーー 「0点だ。ライバート。 敵の能力が 『あらゆる物体を貫く』 というものであったから 『電影』によって回避できたが、 あの時点では不明瞭だった。 もし実体問わずに破壊するものであったなら お前は死んでいた。 敵に猶予に与えたのは致命的なミスだぞ、 ライバート!」 「…!…はい、軽率でした…」 「…だが… 戦闘そのものは悪くなかった。 そこは80点をやろう。 もう私が付き添わずとも 一人でやれるだろう。」 「…!じゃあ…!」 「おめでとうライバート… いや、『雷鳥シュウ』。 お前は今日から正式に、 対日本政府組織『アンダー』の一員だ。」 ーーー別次元の戦力を持ってして 世界を制圧した日本ーーー その戦力とは、 ベラムのような異能力を操る 能力兵器となった人間である。 日本政府の元に結成された、 能力兵器による他国への絶対服従と 管理・支配を代行する組織、 軍事会社『ゼネラル・コーポレーション』。 ライバートの組織『アンダー』の目的とは、 能力兵器軍事国家『日本』による 全世界絶対支配体制の打破であるーーー

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