アプリメーカー

人になった化け物は何を見て何を思うのか 第三話「復活ハプニング!?イロラスト・ルールの悩み」

龍神【イロラスト・ルール】は魔王【スゥノ】によって封印された。 数十年何百年とずっと…。 ーー千年後ーー とある洞窟最深部 タッタッタッ…。 何者かの足音が聞こえるゥ…我はァ…何年眠っていたのだァ…。 剣に封じ込められたルールは目を覚ます。 「こ、ここが…伝説の聖剣が眠る洞窟の最深部…!」 銀髪で綺麗な青い目をし、大きなカバンを背負った少女が現れ、キラキラと目を輝かせる。 だんだんと意識が覚醒してきたルールはここから出る方法を考える。 身体はもう使い物にならんなァ…ピクリとも動かん…だが封印の力は大分弱まっているようだァ…! ニヤッとルールはほくそ笑む。 では早速このゴミから抜け出すとするかァ! 口からブレスを吐き、その勢いで剣から抜けようとするが。 ドシーン! 「ガ”ァ”!?」 剣からは出れなかった。 な、何故だァ…何故ェ…ハッ…!まさかァ…! ルールは何かに気づいた。 この剣が抜かれェ…完全に刃が見えなければ我は出れぬのかァ!? ど、どうしたらいいのだァ!クソガァァァァ!! そんなこんなでルールが苦戦していた頃ー 「あぁ〜…古代文字が壁一面にぃ〜…まさにここは楽園だよぉ〜」 寝転がって天井や床に書かれている古代文字に見惚れていた。 「あ〜…ハッ!…伝説の剣を調べないとっ!」 バッと起き上がり、伝説の剣に駆け寄る。 「うわぁぁぁ…刃がキラキラしてるよー…」 目をキラキラ輝かせながら剣をペタペタ触る。 「よーし…」 ガシッ 剣を両手で掴んだ。 ーーー ゴゴゴ…。 うォッ!?何だァ! 物凄く揺れる。 ァ?…あの人間…まさか剣をォ…!ククク…ようやく復活できるぞォ!! ルールは喜びに溢れる。 ーーー 「えーいっ!」 ズサっ! 思いっきり剣を引き抜く。 今だァ! ブレスを吐き、勢いで剣にぶつかる。 シュルォォォォォ! 「へ?」 ドサァ…。 剣から龍神が現れる。 「きゃぁぁぁぁぁぁ!!??」 少女はものすごい速さで壁まで逃げ、距離を取る。 「な、何!?剣抜いたらドラゴンが…」 少女はしばらくそのドラゴンを見つめていた。 「…死んでる、のかな?」 少女はその辺に転がっていた棒を拾い、ゆっくりドラゴンに近づく。 タッ…タッ…タッ…。 「…」 ゴクリと唾を飲み込み、棒でドラゴンをつついてみる。 ちょんちょん ドラゴンは無反応だ。 「よ、よかったぁ…もう、ほんとびっくりしたんだからね」 我は生きているがァ…言葉も発せないほど弱体化しているゥ…これが聖剣の力かァ…。 だが我は龍神…神ゆえに生命の体をのっとることができるのだァ! ポゥ…。 ルールはそう言い放つと、自身の体からルールは抜け出す。 「…よく見ると凄い傷だらけ…千年前の勇者に封印されたとかかな?」 少女はしゃがみ込み、ドラゴンを観察する。 魂から抜け出したルールは少女の頭の少し上に移動し、見下していた。 ククク…よくやったァ人間! 褒美に新たな体を見つけたら真っ先に殺してやるゥ! 少女には聞こえていないがルールは満足気に言い放った瞬間ー 「あ、剣のこと忘れてた!」 スポッ ァ? 少女が頭をあげた瞬間、ルールの魂は少女の中に入り込んでしまった。 「へ…ぁ…」 ガクッと少女は倒れこみ、少しの間静粛が訪れた。 パチっ 少女は目を覚ました、目は氷のように冷たく赤く、物凄く不満気な顔をしている。 「…」 少女は立ち上がり、わなわなと体を震わせる。 「あァァァァァァァァ!!!やってしまったァ!!弱き人間の体に入り込んでしまったァ!!」 何度も壁を殴りつけるがペチペチと可愛らしい音がなるだけで床にはヒビすら入らない。 「クソっ!クソっ!クソっ!もう死ぬまでずっとこのままだァ!わえの体がこんなゴミ屑種族の体ァ…!」 怒りを誰に向ければいいかわからないルールはひたすらに叫んでいた。 「わえは龍神だぞォ!……ァ?…わえ、わえ…わえ……何故だァ…上手く発せないィィィ!!!!」 怒りが限界を超え、ルールは聖剣を掴み ガシッ 「…こんのッ!クッソがァァァァ!!!」 思いっきりぶん投げた。 ーーーー 「怒り狂っても今の我ではまともに力がだせないィ…」 「というかここはどこなのだァ…」 次回「探索」

流行中!!

《特集》殿堂入りアプリ!