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人になった化け物は何を見て何を思うのか 第2話「終幕!龍神【イロラスト・ルール】!」

「聖剣?ハハハッ!効くと思うかァ?この我がァ!」 ルールが笑う。 「効くよ?絶対に」 まるで本当に通用するかのように答える。 その平然とした表情を前にルールは少しイラつく。 「だったら試してみるがいいィ!!モノに頼らなければ勝てない愚か者がァ!!」 ルールは一瞬のうちにスゥノの背後にまわり、首を吹っ飛ばそうとする。 ガシッ。 ルールの吹っ飛ばそうとした手を掴み、力を入れる。 「あのね…魔王はね、賢いんだよ?」 「!」 その瞬間、ルールは投げ飛ばされていた。 ヒュゥゥゥゥゥゥン! 「ぐゥ!」 クルクルと回り、ルールは体制を立て直す。 ズザザザァ…。 「ヤツはどこいったァ!」 周囲を見渡すがスゥノは何処にもいない。 「君の目の前だよ」 「なァ…!?」 なんとスゥノはルールの懐に入り込んでいた。 「消えろ…龍神…!」 「アーリーイクスプロージョン!」 手のひらより少し大きなサイズのエネルギー玉をルールの腹部に当て、吹っ飛ばす。 驚きのあまり一瞬硬直してしまい、ルールは吹っ飛ばされてしまう。 「!?ガァァァァァァァ!?」 ヒュゥゥゥゥゥゥン! 「グギィ!こんなものォ!!」 大きなエネルギー玉をかき消そうとするが全く消えない。 「そろそろ…かな」 スゥノが手をぎゅっと握ると。 ドゴォォォォォン! 広範囲に大爆発が起きた。 「…で、次にー バキィ! スゥノの体が浮く、スゥノは一瞬何をされたのか理解できなかった。 「今のはいい攻撃だったぞォ…!小娘ェ!」 ルールがスゥノの顔面に膝蹴りをしていたのだ。 「ッぅ…!」 「ハハハハハッ!!」 スゥノは空中に浮き、当てやすい的となりルールは更に攻撃を仕掛けようとする。 「ふっ…!」 スゥノは当てずっぽうに短剣を5本投げる。 「そんなモノが当たるかァ!シねェェェェ!!」 両手を固め、スゥノに思いっきり振り落とす。 バッコォォォン! 「かはっ…!」 地面は壊れ、スゥノが苦痛の表情を浮かべる。 「いいぞォ!その顔をもっと見せろォ!!」 ルールはスゥノに跨り、スゥノを殴り、殴って殴りまくる。 「ぐっ…がっ…ッ…」 「魔王といえどこの程度ッ!最強の我には誰にも勝てんッ!!」 ルールは勝ちを確信していた。 「……ホントにそうかな…?」 スゥノがニヤリと笑う。 「何ィ…?今の状況を見てわからんかァ!貴様は身動きできず、我は貴様が何をしようと貴様の攻撃などいとも簡単に避けれ、いつでも貴様をコロせるこの状況ゥ!圧倒的に我が優勢だァ!」 「…リトルシルト」 小さなバリヤーを胸部に生成した。 「何をしだすかと思えばァ…シールドを貼っだけではないかァ…期待した我がバカだったァ。じゃァ…」 ルールは爪をむき出し、スゥノの心臓を貫こうとする。 「シねェ」 「君がね」 ドスッ。 「ァ…?」 ルールの胸部には聖剣が刺さっていた。 「何故だ…何故我の背後から聖剣がァ…!」 「なぁに…簡単なことさ。君に五つの短剣を投げたろう?あれ、聖剣をばらしたヤツなんだよね。」 「何ィ…!聖剣をバラしただとォ…!!そんなことォ…」 「できるんだよね、この聖剣はね、持ち主の魔力が少ない時は短剣に変わるんだよ」 「ッ…!まさかそのためにィ…!」 「そう、あんな大技つかったんだよ。君が圧倒的優勢になり、まんまと油断してくれたおかげで…」 「君に気付かれず魔力を練れて、聖剣を直して呼び出すことができたよ」 「ぐっ…!だがァ!貴様にも聖剣は貫通しているゥ!我より相当なダメージだろうゥ?」 ニヤッとルールは笑う。 「もう忘れたの?さっき貼ったじゃないか、「リトルシルト」で」 スゥノの体は貫通されていなかった、「リトルシルト」によって。 「だから言ったでしょ?「魔王は賢いんだよ」って。君ってバカなんだね」 「き、貴様ァ…!」 ルールの表情が怒りに満ちる。 「この程度で勝ったと思うなァ!」 ルールがスゥノにトドメをさしにかかる。 「『封印』」 ピタッ 「な、なんだァ…動けぬゥ…!」 バキィ! 「ガッ!」 ルールはスゥノに蹴られ、こける。 「ふぅ、やっと立てたよ」 「貴様ァ…!何をしたァ…!!」 必死に動こうとするが、ピクリともルールの体は動かない。 「何って『封印』しただけだよ」 「封印だとォ…!?」 ルールは驚く。 「僕じゃ君を倒すことは無理みたいだ、だから封印したんだよ、この聖剣で」 「ッ…!こんな封印ッ…!うち破って…!!ギギィ…!!」 壊そうとするが、力が弱まっていく。 「無駄だよ、今は力が失っているだけだけどその内君も剣に封じ込められる」 「クソがァァ…!!…覚えておけよォ…!!魔王ゥ…!!復活したら貴様を必ずコロしてやるゥ…!!!」 「そうかいそうかい、じゃ、ばいばーい」 「ガァァァァァァァ!!!!!」 カランカラン…。 ルールは吸い込まれるように剣に封じ込められた。 「適当にそこらの洞窟の奥地にでも刺しておこう…」 ーーーー 「我はイロラスト・ルールゥ!龍神だァ!」 「魔王に封印された我は千年の時を経て復活するゥ!」 「だがァ思わぬハプニングがァ…」 次回「復活ハプニング!?イロラスト・ルールの悩み」

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